研究の背景:デュピルマブはアトピー症状だけでなくQOLも改善 一般成人におけるアトピー性皮膚炎の有病率は7%とされる。その原因として遺伝的負荷、T細胞の異常、環境要因、食事などとの関連が指摘されているが、詳細はいまだ不明である。アトピー性皮膚炎には気管支喘息やアレルギー性鼻炎の合併がよく知られるが、近年は精神疾患の併存、特にうつ状態や不安障害が注目されている。