アトピー性皮膚炎の治療薬で精神状態も改善

デュピルマブによる検討

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研究の背景:デュピルマブはアトピー症状だけでなくQOLも改善

 一般成人におけるアトピー性皮膚炎の有病率は7%とされる。その原因として遺伝的負荷、T細胞の異常、環境要因、食事などとの関連が指摘されているが、詳細はいまだ不明である。アトピー性皮膚炎には気管支喘息やアレルギー性鼻炎の合併がよく知られるが、近年は精神疾患の併存、特にうつ状態や不安障害が注目されている。

羽白 誠(はしろ まこと)

はしろクリニック院長。大阪大学大学院招聘教員。1986年大阪大学医学部卒業。1991年大阪大学大学院(皮膚科学)で博士課程修了。1994年箕面市立病院皮膚科医長、関西労災病院皮膚科医長、1999年大阪大学大学院非常勤講師、2001年国立大阪病院(現国立病院機構大阪医療センター)皮膚科部長、2004年大阪警察病院皮膚科部長、2008年神戸女学院大学人間科学部非常勤講師を経て、現職(大阪大学大学院招聘教員は2005年から)。

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