【ロンドン】フランス・パリ第6大学のAlexis Elbaz氏らは,高齢者の歩行速度とすべての原因による死亡(全死亡),がん,心血管疾患(心臓や血管など循環器における病気),感染症、呼吸不全などの主な死因との関係を調査した。フランスの3都市(ボルドー,ディジョン,モンペリエ)での合同調査の一環として65~85歳の男女3,208例を5年間追跡した今回の研究は、「歩行が遅い高齢者の心血管疾患死リスクは、歩行が速い高齢者の3倍に上る」と結論している。歩行速度を測ることで、高齢者の運動能力が評価できるという。詳細は、英医学誌「BMJ」(2009; 339: b4460)に発表された。