放射線影響研究所(広島県)の坂田律氏らは、20歳までに喫煙を始めて禁煙しなかった場合、平均寿命が男性で8年、女性で10年短縮していたことを、10月25日発行の英医学誌「BMJ」(2012; 345: e7093)に報告した。これまで、日本人の寿命に対するたばこの影響は数年程度で、欧米人より少ないという見方があった。今回の結果は、出生年がより新しい世代では喫煙本数が増え、喫煙開始年齢が低下したことが関与している可能性があるという。なお、35歳未満で禁煙すると、死亡リスクの上昇がなくなるという結果も出ている。