年々、世界的に平均気温が上がっており、猛暑や熱波は人々の命まで奪っている。2003年に欧州を襲った熱波は、5万人を超える死者を出した。英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のShakoor Hajat氏らは、こうした気候変動による死者が将来、どのくらい増えるのかを検討し、英国では2050年代までに暑さによる死者が250%増加すると、2月3日発行の英医学誌「Journal of Epidemiology & Community Health」(電子版)に発表した。Hajat氏らは「この増加には気候変動だけでなく、高齢化も影響している」と説明している。