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あなたは何時間? 専門家が勧める年齢別の睡眠時間

 2015年02月16日 10:30

 睡眠不足は子供の成長に深く影響するほか、大人でもさまざまな病気につながるといわれている。一方で、眠り過ぎも病気を引き起こすとされており、それぞれに合った睡眠時間を知ることが大切だ。全米睡眠財団は、各分野の専門家を集めて過去の研究結果の評価を行い、年齢別の適切な睡眠時間の推奨を発表した。詳細は、2月2日発行の同財団機関誌「Sleep Health」(電子版)に掲載されている。あなたの最適な睡眠時間は?

推奨だけでなく許容範囲も

 同財団は今回、睡眠の専門家6人のほか、解剖学や生理学、小児科学、神経学、老年医学、婦人科学などの団体から12人を集め、2004~14年に発表された312件の研究結果を評価し、適切な睡眠時間を定めた。各年齢層にオススメの睡眠時間は下記の通り。

新生児(生後0~3カ月) 14~17時間
乳児(生後4~11カ月)  12~15時間
幼児(1~2歳)       11~14時間
就学前児(2~5歳)    10~13時間
就学児(6~13歳)     9~11時間
思春期(14~17歳)     8~10時間
若年成人(18~25歳)    7~9時間
成人(26~64歳)       7~9時間
高齢者(65歳以上)     7~8時間

 今回の勧告ではオススメの睡眠時間だけでなく、"一部の人にとっては適切と思われる睡眠時間"と"推奨されない睡眠時間"も併せて発表した。

 例えば、6~13歳の就学児では適切な9~11時間以外、7~8時間や12時間も一部の子供で許容範囲だが、7時間未満や12時間超は推奨されない。同様に、26~64歳の成人であれば適切な7~9時間以外に、6時間や10時間も一部の人で許容範囲となる。

健康的な眠りを導くきっかけに

 適切な睡眠時間には個人差があり、"一部の人にとっては適切と思われる睡眠時間"はそれを反映してのこと。普通、睡眠時間が適切な範囲から大きく外れることはあまりなく、意図的に外れ続けていると健康を損ねる原因となる。また、意図せずたびたび外れる場合は、何か重い病気のサインかもしれない。

 今回の勧告は、こうしたことを自分で意識するのに役立つことが期待されているという。

 同財団のチャールズ・チェイスラー会長(米ハーバード大学医科大学院教授)は「睡眠と健康、作業効率などとの関連を調べた世界の科学文献を厳密に評価し、専門団体が年齢層ごとに推奨する睡眠時間を定めたのは今回が初めて。われわれの財団では、人々のより良い眠りを実現するため、今回の科学的根拠に基づく睡眠時間のガイドラインを多くの人と共有していく予定だ」と述べている。

(編集部)

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