がん患者の尿や息などは特有の臭いを発しているとされ、犬やハエ、線虫などがその臭いを嗅ぎ分けるという"臭診"が注目されている。こうした中、藍野大学(大阪府茨木市)医療保健学部の水谷陽一教授(臨床工学)らは、膀胱(ぼうこう)がん患者の尿に特有の臭いがあってマウスが嗅ぎ分けることを確認し、4月18~21日に金沢市で開かれた日本泌尿器科学会の会合で報告した。検尿や画像検査など、膀胱がんを外部から診断する検査は精度の低さが問題だったが、この発見によって痛みのない新しい診断法の開発などが期待されるという。