RSウイルスをご存じだろうか。風邪の原因として一般的なウイルスの一つだが、特に乳幼児が感染しやすく、重症化すると入院が必要になる場合もある。実際、RSウイルス感染症は先進国では乳幼児が入院する原因の第1位。しかし、インフルエンザや水ぼうそうといった感染症と比べるとRSウイルス感染症がどんな病気かについてはあまり知られていない。8月25日に東京都で開かれたプレスセミナー(主催:アッヴィ合同会社)では、同感染症の流行シーズンを前に、東京都立小児総合医療センター感染症科医長の堀越裕歩氏が、同感染症による乳幼児の入院の実態をさまざまなデータを交えて紹介。また実際に昨年の冬、生後9カ月の時にRSウイルス感染症で入院した女の子の母親が経験談を披露し、「最初は風邪かと思っていたのにどんどんひどくなって、死んでしまうのではないかと不安になった」と当時の動揺や不安について振り返った。