「病院で測ると、家で測るより高く出る」「いつもは、こんなに高くないんだけど」―血圧が高めなことを気にしている人なら、そんなことを感じた経験があるのではないだろうか。心血管病の予防のため啓発活動を行う日本心臓財団(東京都新宿区)は先ごろ、自宅で測る「家庭血圧」の意義を検討した調査「大迫(おおはさま)研究」の開始30周年を記念して、大迫研究の歩みと家庭血圧の普及に関する講演会を開催。研究に携わった帝京大学医学部の大久保孝義主任教授(衛生学公衆衛生学)と東北大学大学院薬学研究科の今井潤教授が、脳卒中を予測できるなど家庭血圧の重要性などについて語った。