くしゃみや咳をしてお腹にグッと力が入った時に、思わず尿が漏れしてしまう「腹圧性尿失禁」。この病気は、膀胱や尿道を締めている筋肉が傷ついたり弱まったりして起こる。妊娠・出産、加齢などが影響し、中高年女性の発症頻度が高くなる。密かに悩んでいる女性も多そうだ。今回、オーストリアの研究グループが、腹圧性尿失禁の女性を対象とした手術療法の効果に関する研究結果を報告した。メッシュのテープで尿道を支える「TOT手術」を受けた腹圧性尿失禁の女性の、10年後の状況を客観的に評価したところ、その治癒率は約70%だったという。詳細は、医学誌「The Journal of urology」(2016;196:1201-1206)に掲載されている。