日本人の睡眠時間は世界的に見ても極めて短いといわれてきたが、最新の国民生活時間調査(NHK放送文化研究所・2015年)によると1日の国民全体の睡眠時間は、平日7時間15分、土曜7時間42分、日曜8時間3分。1995年以降、平日の睡眠時間は短くなる傾向にあったが、その流れが止まったという。とはいえ、十分な睡眠が毎日とれていると言える人は、少数派だろう。
 現代人の多くが自覚できない睡眠不足を抱えている危険性を明らかにし、その解消により眠気のみならず、糖代謝などの内分泌機能の改善が認められたと国立精神・神経医療研究センターの研究グループが科学誌「Scientific Report」(2016 Oct 24;6:35812)に発表した。