ヒト免疫不全ウイルス(HIV)撲滅の切り札として期待されているHIVワクチンの開発が、着実に進んでいる。米国立衛生研究所(NIH)は11月28日、HIVワクチンに対する感染の予防効果を調べることを目的に、人を対象にした臨床試験「HIV Vaccine Trials Network(HVTN)702」が南アフリカで開始されたと発表した。試験では、候補となる2つのワクチンを組み合わせた治療計画が立てられ、実際にワクチンを接種して、その効果と安全性を確認する。現在、各国で複数のHIVワクチンの開発が進んでいるが、効果を評価するための臨床試験が行われるのは7年ぶりとなる。