前立腺がんは、日本の男性がん全体の約14%を占め、患者数は約4.7万人。65歳前後からリスクが顕著に高くなるといわれ、日本人は欧米諸国より低く、欧米諸国の中では米国黒人の罹患率が最も高くなっているという。前立腺がんの手術については、内視鏡手術支援ロボットのダ・ヴィンチを使った手術が普及し、日本では2012年に保険適用となった。開腹手術の方が費用が安く、このロボット支援手術は費用が高くなるためそれに見合う「メリット」が得られるかについて議論がなされてきた。この前立腺がんに対するロボット支援手術と開腹手術の比較について米国の研究グループが医学誌「The Journal of Urology」(2017 Jan;197(1))に発表した。