耳の聞こえが悪いということは、想像する以上に生活をしづらいものにする。耳が遠くなるのは、年を取ってからだから「まだまだ、大丈夫」と思っている人も多いが、耳の健康について若い頃から気をつけるべきかもしれない。人口の高齢化に伴い世界各国で難聴者の数も増加傾向にあるが、このたび米国では2060年までに難聴者数が2倍近くまで増加すると米国の研究グループが医学誌「JAMA Otolaryngol Head Neck Surg」(2017年3月2日オンライン版)に報告した。また、米疾病対策センター(CDC)からは米国の大人4人に1人が、騒音が原因と考えられる難聴があったとする調査結果「MMWR Morb Mortal Wkly Rep」(2017;66:139-144)を受け、「できるだけ騒音を避ける」などの対策を示した。