統合失調症は、100人に1人が発症するという身近な病気だ。このたび、富山大学大学院の森寿教授をはじめとする共同研究グループが、マウスを使った実験で、統合失調症の発症に関わる脳内の物質について、新たな知見を明らかにした。神経細胞から出ている突起部分(軸索)を取り囲む「ミエリン」と呼ばれる物質が薄くなると統合失調症に似た症状が出るという。研究の詳細は、2月23日発行の科学誌「GLIA」(電子版)に掲載されている。