地域間あるいは施設間で医療費に差があることは、容易に想像できるだろう。でも、同じ施設でも医師によって医療費にばらつきがあるとしたら―。この度、米国のハーバード公衆衛生大学院の津川友介医師らの研究によって、同施設に勤務する医師の間でも、入院患者の治療にかかる医療費に差があることが明らかにされた。同研究では、医療費が高い医師と低い医師の間で患者の死亡リスクや再入院リスクに差がないことも示され、医療費が高い医師の治療を受けた患者の治療経過が必ずしも良好とは限らないことが示された。詳細は、3月13日発行の医学誌「JAMA Intern Med」(電子版)に掲載されている。