「糖尿病じゃないから大丈夫」と侮るなかれ。妊娠前は糖尿病でなくても、高カロリーの食事を摂っていなくても、肥満でなくても、妊娠するとお腹の赤ちゃんにもブドウ糖を供給する必要があるため、胎盤からインスリンの働きを抑えるホルモンが分泌されたり、インスリンを壊す酵素が作られたりする。その結果、血糖値が上昇しやすくなり妊娠糖尿病を発症することもあるのだ。母体にも胎児にも影響があるため、十分な注意が必要となる。妊娠時に発症する妊娠糖尿病が、早産や出生児の先天異常といったリスクを上昇させることが示されたと、フランスの研究グループが医学誌「Diabetologia」(2017年2月15日オンライン版)に発表した。