妊娠37週を待たずに早産になってしまった場合、生まれてくる赤ちゃんは体の機能が未熟なため、さまざまな新生児医療が施されるが、栄養管理もその1つだ。このたび、オーストラリアのアデレード大学などの研究グループが、早産児の栄養に関する研究を行い、その結果を報告した。それによると、妊娠29週未満で生まれた早産児に、ドコサヘキサエン酸(DHA)を含む栄養剤を腸から投与すると、呼吸困難を伴う「気管支肺異形成症」の発症リスクが増大する可能性があることが分かったという。研究の詳細は、3月30日発行の医学誌「The New England Journal of Medicine」(2017;376:1245-1255)に掲載されている。