感染症の原因となる細菌を殺したり、その増殖を抑制したりする働きを持つのが抗菌薬だが、効果が期待できないにもかかわらず風邪などの非細菌性の感染症に対して抗菌薬を処方する医師は依然として多く、こうした抗菌薬の過剰処方は大きな問題となっている。カナダの研究グループが、非細菌性の急性上気道感染症患者の半数に抗菌薬が処方され、抗菌薬を不適切に処方する医師には幾つかの特徴があると医学誌「Ann Intern Med」(2017年5月9日オンライン版)に発表した。