タバコが健康に及ぼす悪影響は計り知れない。特にタバコの煙に含まれる有害物質は肺を直撃し、長年にわたり吸入すると肺に炎症を起こし、呼吸を困難にする。これが慢性閉塞性肺疾患(COPD)だ。喫煙習慣のある中高年に発症する生活習慣病といえる。このたびスウェーデンの研究グループが、喫煙者や元喫煙者の果物・野菜の摂取量とCOPDの発症リスクとの間に関係性が認められると、医学誌「Thorax」(2017; 72: 500-509)に発表した。