卵管はただの「管(くだ)」ではない。排卵した卵子を受け止め、時に膣から入ってきた精子との受精の場となり、受精卵を子宮内部まで運ぶ「機能する管」である。不妊の約3割が卵管に原因があるといわれ、卵管に詰まりや癒着があると妊娠できないため、不妊の原因を見つけるために行われる検査が子宮卵管造影検査だ。この造影検査後の妊娠率は、油性造影剤を使用した方が水溶性造影剤を使用するより高くなると、オランダの研究グループが医学誌「NEJM」(376(21):2043-2052)に発表した。