年を取ると、複数の持病を抱える人が増えてくる。毎日いくつもの薬を飲まなければならない人も少なくない。ステロイド薬は炎症の抑制に有効で、関節リウマチや膠原病の治療に広く使われている。しかし、骨折リスクを高めるとされ、服用には注意が必要だ。そうした中、スウェーデンのイエーテボリ大学などの研究グループが、ステロイド薬を服用している高齢者に、骨粗しょう症治療薬「アレンドロン酸」を投与すると、太ももの付け根部分(大腿骨近位部)の骨折を予防できることを報告した。研究の詳細は、7月11日発行の医学誌「JAMA」(2017;318:146-1551)に掲載されている。