厚生労働省が示す2011年の患者調査では、1年以上にわたり入院する精神疾患患者は約20万人。このうち、死亡を含めると毎年5万人が退院し、新たに5万人が長期入院に移行している。このほど、東京大学精神神経科の近藤伸介特任講師らのグループは、東京都三鷹市の福祉サービス利用者を対象に調査を実施。長期入院を経て退院し、地域生活に戻った重度精神疾患患者は、一般の人に比べて平均余命が20年以上短いことを明らかにした。詳細は、8月11日発行の医学誌「British Journal of Psychiatry Open」(2017;3:193-195)に掲載されている。