流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は子どもの頃にかかることが多く、比較的知名度の高い病気であるが、その合併症の深刻さについてはあまり知られていない。国立成育医療研究センター感覚器・形態外科部耳鼻咽喉科医長の守本倫子氏は10月26日、東京都で開かれたプレスセミナーで、おたふくかぜの合併症である難聴に関する全国調査の結果を報告。調査した2年間で348人がおたふくかぜによる難聴と診断されたとし、おたふくかぜワクチン(以下、ワクチン)による予防の重要性を訴えた。