認知症というと、進行を食い止めることはできても、もう元には戻らないという印象が強いが、中には元に戻る(治る)認知症もある。うつ病による仮性認知症、薬物惹起性の認知症など、一時的に認知症であっても何らかの対応を行うことで認知症が治る、元に戻ることがあるのだ。中でもあまり知られていないのが、「肝性脳症」による認知機能の低下である。そこで、盛岡市立病院の加藤章信院長(岩手医科大学客員教授兼任)に肝性脳症の症状や治療、早期発見のポイントなどを聞いた。