これまで、コレラ菌が産生するコレラ毒素には抗炎症作用と免疫応答調節作用があると報告されていた。また、コレラ毒素は大腸がんを発症させたマウスで、結腸ポリープの形成を抑制することも観察されている。今回、コレラ毒素の一部を含むコレラワクチンの大腸がん診断後の接種によって死亡リスクが低下することを示す研究結果が、スウェーデン・Lund UniversityのJianguang Ji氏らによって医学専門誌Gastroenterology2018; 154: 86-92. e1)に発表された。