2月10日はフットケアの日
2018年02月10日 06:00
糖尿病や末梢動脈疾患による足病変の予防・早期発見・早期治療の啓発を目的に、日本フットケア学会、日本下肢救済・足病学会、日本メドトロニックが2012年に2月10日をフットケアの日に制定し、日本記念日協会が認定した。日付は2と10でフット(足)の語呂合わせから決められた。
米国には医科大学、オステオパシー医科大学、ポダイアトリー医科大学があり、卒業生はそれぞれM.D(Doctor of Medicine)、D.O.M(Doctor of Osteopathic Medicine)、D.P.M(Doctor of Podiatric Medicine)の学位をもらえる。オステオパシー医科大学では整体の修練だけでなく一般的な医学教育も行われ、D.O.MはM.Dと同じ医療行為を行える。D.P.M は足・足関節・下肢の疾患の診断、内科的治療、外科的治療を専門に行い、爪疾患、タコ、糖尿病性足潰瘍などの診断・治療も行う。日本では巻き爪のケアなどを医師以外の者がやってよいかなどがグレーゾーンとなっていたが、昨年(2017年)11月に経済産業省が高齢者介護施設の入居者の身体のうち医師が治療の必要がないと判断した部位に対して、軽度の角質の肥厚を有する足部についてグラインダーで角質を除去することなどは医師法に違反しないと回答した。
(あなたの健康百科編集部)