排尿や性機能に深く関与する臓器である前立腺。そのがんである前立腺がんは、PSA(前立腺特異抗原)検査の普及もあって、近年、増加傾向にある。精液に血液が混じる、尿が細くなるなどの症状が現れるが、早期には症状が出ないことも多く発見は難しい。また、前立腺ではがんを肉眼で観察できず、その内部にがんが多発する臓器である。

 東海大学医学部付属八王子病院のプレスセミナーでは、前立腺内部の3次元的がんの局在(部分)診断について、同院泌尿器科准教授の小路直(すなお)氏が解説した。