スマートフォン(スマホ)の普及に伴い、さまざまな社会問題も発生している。医療現場では、スマホの長時間使用による抑うつ症状や自殺念慮(死にたい気持ち)が問題視されている。その原因はいくつか指摘されているが、脳神経外科医で東京脳神経センターの松井孝嘉理事長は、スマホを使用する際の顔の下向き姿勢が招く、首の筋肉(頚筋)の異常(こり)が一因であると分析する同理事長は、「スマホ首病」と名付けて日々診療に当たる傍ら、講演などで警鐘を鳴らしている。