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4月7日は世界保健デー

 2018年04月07日 06:00

 世界保健機関(WHO)が1948年4月7日に設立されたことを記念し、1950年にWHOが4月7日を世界保健デーに制定した。世界保健デーには国際保健医療に関するテーマが毎年選ばれ、世界各国でテーマに沿ったイベントが開催される。今年(2018年)のテーマはUniversal Health Coverage: everyone, everywhereである。

 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンとしてサーバリックスとガーダシルが承認されており、添付文書では3回接種になっている。日本では300万人以上に3回接種したものの、副反応が出た被害者が提訴し、国は2013年から積極的な勧奨を中止している。WHOは2014年に推奨を3回接種から原則として2回接種(6〜12カ月の間隔を空ける)に変更し、米国、英国など多くの国が2回接種を行っており、WHOは日本の積極的な勧奨の中止に批判的である。接種の推計効果は10万人当たり595〜859人が子宮頸がんになることを回避でき、144〜209人が死亡を回避できる。昨年8月までの日本での副反応疑いの報告数は3,130人(10万人当たり92.1人)で、うち重篤は1,784人(同52.5人)である。予防接種を希望する人が受ける場合、日本はまだ2回接種に変更していないので変更が望まれる.。

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