医療安全は、誰もが医療に対して真っ先に求めるものだが、実現はそれほど簡単ではない。医療情報の公開・開示を求める市民の会代表世話人などを務める勝村久司氏は、「患者参加型の医療が医療安全の鍵を握る」と語るが、患者参加とは「医師にお任せ」の対極であり、患者や家族に新たな負担を課すものでもある。医療の主役である患者は医療安全のために何ができ、何をすべきなのか。第4回日本医療安全学会における勝村氏の発表は、新時代の患者像を提示している。