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6月21日はがん支えあいの日

 2018年06月21日 06:00

 がんに罹患した人が自分らしく心地よい生活を送れるよう、互いに思い合い、支え合う環境づくりを目指して活動している特定非営利活動(NPO)法人キャンサーリボンズが2008年に6月21日を「がん支えあいの日」に制定し、日本記念日協会が認定した。 

 社会全体でがんのことを考え、互いに支え合う日で、がん患者や家族を中心としたイベントを行っている。日付はこの日が北半球では夏至、南半球では冬至に当たることが多く、太陽の動きが変わる節目になるので、がんも人生における節目であることを重ね合わせて決めた。 

 日本ではがんは死亡原因の第1位で死亡率(人口10万対)は増加傾向にあり、2016年は298である。生涯でがんに罹患する確率は男性62%、女性46%で、男性では胃が最も多く、次いで肺、大腸、前立腺、肝臓の順に多く、女性では乳房が最も多く、次いで大腸、胃、肺、子宮の順に多い。がんで死亡する確率は男性25%、女性16%で、男性では肺、胃、大腸、肝臓、膵臓、前立腺の順に多く、女性では大腸、肺、膵臓、胃、乳房、肝臓の順に多い。5年相対生存率は男性59%、女性66%で、男性で悪いのは膵臓8%、胆囊・胆管26%、肺27%、よいのは前立腺98%、皮膚92%、甲状腺90%で、女性で悪いのは膵臓8%、胆囊・胆管21%、肝臓31%、よいのは甲状腺95%、皮膚93%、乳房91%である。

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