知らないことがあっても、あたかも知っているように話を合わせてしまう―。こうした行為は、人と会話をしている中で誰しも身に覚えがあるだろう。記憶に障害のある認知症患者でも、上手に周囲に合わせて応答することがあり、「取り繕い反応」と呼ばれている。熊本大学臨床医学教育研究センターの松下正輝特任助教らは、こうした取り繕い反応は、認知症の中でもアルツハイマー病の人に多いことを明らかにした。詳細は、5月23日発行の科学誌「PLOS ONE」に掲載されている。