日本において、在園時間の短い幼稚園では昼寝(午睡)が一般的ではない一方、保育園では日課として実施されてきた。しかし近年、昼寝が夜間睡眠に悪影響を及ぼすといった指摘や、小学校入学後の生活リズムに慣れさせる目的などから、未就学児の昼寝の在り方を見直す動きが広まっている。そこで愛媛大学病院睡眠医療センター長で同大准教授の岡靖哲氏は、宇部フロンティア大学短期大学部保育学科教授・伊藤一統氏らと共同で、幼稚園児と保育園児の睡眠習慣の違いを比較し、昼寝が夜間睡眠に悪影響を及ぼしている可能性があるとして、第32回米国睡眠学会(SLEEP 2018、ボルティモア)で報告した。