日本では毎年20万人が命を落としているという心臓病。良く知られるのは、突然、胸が圧迫されるような激しい痛みが長く続く急性心筋梗塞だ。しかし、胸痛以外の多様な症状を訴えるケースもある。たとえば、糖尿病の患者では無痛性の心筋梗塞が起こりやすいなど、心臓の病気だと気付かない患者も多いと、専門医は注意を呼びかけている。日本循環器学会理事で日本インターベンション治療学会広報委員長を務める、藤田保健衛生大学(10/10から藤田医科大学に改称)循環器内科の尾崎行男主任教授は、急性心筋梗塞を引き起こすリスク、症状、治療法などについて講演を行った。