「意思が弱い」、「自業自得だ」。ギャンブルに陥って借金を重ねる人への世間の目は冷たい。しかしギャンブル依存症は、世界保健機関(WHO)も認める病気である。自己抑制が効かないコントロール障害とされる。
 日本で、過去にギャンブル依存症と疑われる状態になったことがある人は3.6%、約320万人と推計される(2017年、厚生労働省調査)。これは、糖尿病患者数316万人(2016年)に匹敵する。依存症の主因となっているのが、全国に1万店以上あるパチンコ・パチスロ店だ。