がん患者では、骨転移や治療の影響などにより、運動器(体を動かすことに関わる骨や筋肉、関節や神経)の機能が低下することがある。この状態を、日本整形外科学会は「がんロコモ」と名づけている。2018年9月6日に開催された同学会の記者説明会では、金沢大学整形外科教授の土屋弘行氏が「がんとロコモティブシンドローム」と題した講演を行い、がんロコモに対して運動器の専門家である整形外科医が積極的な取り組みを行えば、がん治療や患者生活が一変すると語った。