心房の拍動数(心拍数)が300回/分以上になり、心臓が速く不規則に拍動する心房細動(AF)。心筋梗塞、狭心症、弁膜症などの心疾患や、高血圧、糖尿病などに合併することが多いが、健康な人も発症することがあり、放っておくと脳梗塞の原因にもなりかねない。脳梗塞の約3割はAFが原因とも言われている。社会の高齢化に伴い、AFを発症する患者数は年々増え続けているが、発症を防ぐ手立てはあるのか......!?「AFはライフスタイルを改善するだけでもかなり予防できます」。そう語るのは専門家の野上昭彦氏(筑波大学医学医療系循環器不整脈学寄附講座教授)。日本循環器学会のプレスセミナーで同氏が提唱した「ライフスタイル改善10カ条(表)」から、"今からできるAF予防"のエッセンスを紹介する。