いつか子どもを持ちたいと考えている人が妊孕性(にんようせい=妊娠しやすさ)に関する情報提供を受けた場合、その後の妊活に影響が出るのだろうか。秋田大学大学院環境保健学講座講師の前田恵理氏らは、2015年に行った妊孕性に関する教育研究の参加者について、2年後(2017年)の状況を調査し、その結果を医学誌『Human Reproduction』(2018; 33: 2035-2042)に発表した。パートナーがいる人に限定した解析から、妊孕性に関する情報提供を受けた人は、妊娠中の葉酸摂取に関する情報を提供された人に比べて、新たな子どもの生まれるタイミングが早いことが分かったという。