日本では、医療・娯楽目的に関わらず使用・所持が法律によって禁止されている大麻(マリファナ)。カナダでは2018年に医療だけでなく娯楽用大麻の所持が合法化され、米国では医療用大麻の合法化(一部の州では娯楽用大麻の販売も合法化)が進み、大麻由来の成分を含むてんかん治療薬も承認されている。また大麻が持つ代謝改善作用は、生活習慣病の予防に一定の効果を示すといった報告もある(関連記事)。こうした大麻解禁による使用者の急増を受け、あらためて大麻の活性成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)が人体に与える影響を調べる研究が盛んに行われている。今回、米・デューク大学の研究グループから、やはり大麻の使用はリスクになるとの結果が、英国の医学誌Epigenetics(2018年12月6日オンライン版)に発表された。