ヒトや動物は恐怖や不安を感じるとドキドキして心拍数が上昇し、その場から逃げ出そうとしたり、物陰に隠れようとしたりする。危険を感じる状況でのとっさの判断やストレスを緩和するための反応は、脳内にある扁桃体と分界条床核(BNST)と呼ばれる神経の集まりがコントロールしている。東北大学大学院情報科学研究科教授の井樋慶一氏らは、恐怖や不安に対応する脳の神経の大きさやストレスホルモンの発現には男女差があることを発見。その結果を、米国の医学誌Biology of Sex Differences2019; 10: 6)に報告した。