映画『オデッセイ』で、火星に置き去りにされたマット・デイモンが生き残るために必死でじゃがいもを育てたように、自給自足なくして宇宙では暮らせない。宇宙で暮らす? それはもう夢物語ではなく、現在の宇宙開発構想では2030年には月面基地がつくられ、2040年には1,000人が月に住むとされている。では、地球に比べ圧倒的に資源の乏しい宇宙において、どのように食料を確保するのか。この高いハードルを越えるため、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本の30以上の企業や研究機関による宇宙食料関連プログラム「Space Food X」が始動した。