ストレスに満ちた現代社会。誰でも何かしらのストレスを抱えている。特に仕事を持つ人にとって人間関係のストレスは深刻。眠れない夜を過ごした経験のある人も多いだろう。また良くないと分かっていながら、ついアルコールの力を借りることもあるかもしれない。確かに、日本では「寝酒」という言葉がある。しかし、お酒を飲んで得た睡眠の"質"は良いのだろうか。さらに、対人関係の問題に寝酒が加わると睡眠はどのような影響を受けるのだろうか。日本大学医学部公衆衛生学分野の松本悠貴氏(助教)と久留米大学医学部神経精神医学講座の内村直尚教授らは、これらの疑問の答えを得るべくアンケートを実施し、結果を日本睡眠学会第44回定期学術集会(2019年6月27、28日)で発表した。ここではその興味深い講演内容を紹介する。