これまで、内臓脂肪や大腰筋(股関節にある内部筋肉)の量と下部尿路症状(LUTS:尿をためたり、排出することがスムーズにできない症状)の有無やその重症度との関係を明らかにした研究はない。長崎大学病院泌尿器科・腎移植外科の大坪亜紗斗氏は、同院で腹部CT検査を行った女性を対象に内臓脂肪や大腰筋の量とLUTSとの関係を検討。内臓脂肪が蓄積することが過活動膀胱(OAB)の症状〔日中・夜間の頻尿、急に我慢できない尿意をもよおす(尿意切迫感)、尿を漏らしてしまう(尿失禁)など〕と、大腰筋量の低下は尿の出が悪くなること(尿勢低下)と関連していたと第26回日本排尿機能学会(9月12〜14日)で報告した。