社会的な階級や地位と空間的な位置の高低を結び付けた表現として、「目上の人/目下の人」「トップに立つ/下風に立つ」「上流階級/社会の底辺」などの言い回しがある。言葉だけでなく、視覚的にもオリンピックの表彰式では金メダリストが表彰台の一番高い位置に立ち、会社の組織図を社長を頂点とするピラミッド型で表したりする。こうした上下関係と空間的な位置の結び付きについて、なんと赤ちゃんが既に理解しているという驚きの研究結果を京都大学と九州大学の研究グループが英・王立協会の医学誌 Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences2019; 286: 20191674)に発表した。