社会の高齢化と密接な関係を持つ認知症。2007年に超高齢社会に突入した日本における65歳以上の高齢者に占める認知症の有病率は、2012年に15%、つまり7人に1人とされ、2025年にはおよそ5人に1人になると推計される。治療薬の開発が進められる中、私たちが生活習慣を見直すことで予防や改善が期待できることも知られている。こうした中、桜美林大学、東京都長寿医療センター、株式会社明治の共同研究グループは、世界で初めてヒトを対象とした試験によりカマンベールチーズ摂取による認知症予防の可能性が示されたことを国際科学雑誌 J Am Med Dir Assoc2019年9月24日オンライン版)に報告、さらにメディアセミナーを通じてあらためて研究結果について解説した。