文字を使って読み書きする力を識字能力、それを持つ人が全人口に占める割合を識字率と呼ぶ。識字率は日本を含む多くの国で99%を超すが、サハラ以南のアフリカ諸国やアフガニスタンなど50%に満たない国もあり、世界の15歳以上人口の6人に1人(7.5億人)が識字能力を持たないとの報告もある。米国では移民などを中心に、読み書きできない人が3,200万人を数えるという。米・コロンビア大学タウブアルツハイマー病・加齢脳研究所のMiguel A. Renteria氏、Jennifer J. Manly氏らは、ニューヨーク在住の高齢者の協力を得て、識字能力と認知症の関係を調査。読み書き能力のない人は、ある人と比べて認知症の発症リスクが3倍に上ることを明らかにした。