日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入し、高齢化率は現在もトップを走り続けている。それに伴って認知症患者数も増え、2025年には高齢者の5人に1人が認知症との推計もある。そのため、認知症の予防法や治療法の確立が喫緊の課題となっている。今回、北海道大学などの研究グループは、こんにゃくに多く含まれる脂質成分の「植物セラミド」をマウスに与える実験を実施。その結果、植物セラミドを与えたマウスでは、脳内にたまっていたアルツハイマー病を引き起こすとされる「アミロイドベータ(Aβ)」の量が減り、認知機能が改善することが明らかになった。詳細は、Sci Rep2019; 9: 16827)に掲載されている。