英国では、20世紀半ばから最貧困層の健康状態が低下傾向にあり、100年前と比べ悪化していることが分かった。英国で1920~70年に生まれた生産年齢人口20万人以上を対象に健康と収入のデータを比較した研究によると、最貧困家庭では1920~22年に生まれた人より1968~70年に生まれた人の方が健康状態(自己申告に基づく)が悪化していた。とりわけ1970年代以降、富裕層と貧困層の健康格差は拡大の一途をたどっている。なんらかの対策が打たれない限り、格差がさらに広がる可能性があるという。英・University College London疫学・公衆衛生学准教授のStephen Jivraj氏が、Journal of Epidemiology and Community Health2020年1月20日オンライン版)に発表した。