所得が低い人ほど歯科医院を受診しないという健康格差については世界中で報告されているが、日常的なバスや電車などの公共交通機関の利用と歯科受診の格差の関係については、これまで検討されていなかった。東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健学分野の木内桜氏らは、高齢者を対象とした調査を実施。その結果、日常的に公共交通機関を利用している人では所得による歯科受診の格差は小さかったとCommunity Dent Oral Epidemiol(2020; 48: 109-118)に報告した。