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睡眠障害あれば脳卒中リスク上昇

 2023年11月17日 10:00

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 5時間未満の短時間睡眠または9時間超の長時間睡眠、1時間超の昼寝など睡眠に問題がある人は、脳卒中の発症リスクが高まる可能性が示されたと、国際共同研究グループが発表した。

 研究グループは、32カ国の共同研究データから脳卒中を初めて発症した2243人と発症していない2253人(平均年齢62歳)を対象に、睡眠障害と脳卒中リスクとの関係を調べた。

 その結果、平均睡眠時間が7時間の人に比べ、5時間未満の人や9時間超の人は、脳卒中リスクが高かった。また、日中に1時間超の昼寝をする人やいびきをかく人、睡眠時に無呼吸になる人も脳卒中を引き起こす可能性が高かった。

 さらに、短時間睡眠▽長時間睡眠▽睡眠の質の低下▽入眠困難▽中途覚醒▽予定外の昼寝▽1時間超の昼寝▽いびき▽睡眠中の息が荒い▽無呼吸―の睡眠障害が、五つ以上当てはまる人は、一つも該当しない人に比べ脳卒中の発症リスクの上昇が見られた。(メディカルトリビューン=時事)

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